ゴール下でシュートを放つ間宮
バスケットボール女子の国際強化試合第2戦(朝日新聞社後援)が9日、東京・代々木第2体育館であり、世界ランキング16位の日本代表は同2位のオーストラリア代表に55―81で敗れ、2連敗となった。日本は相手の高さに対して攻撃のリズムをつかめず、最後まで攻め手を見いだせなかった。両チームはともにリオデジャネイロ五輪に出場し、1次リーグで対戦することが決まっている。最終の第3戦は10日に同じ会場で行われる。
■初戦の流れ、断ち切れず
日本は、39点差で敗れた初戦の流れを断ち切れなかった。第3クオーター、栗原(トヨタ自動車)が3本連続で3点シュートを沈めた。この2試合を通じて日本が成功させた初の3点シュート。しかしその直後、栗原が五つめのファウルを犯して退場になった。「チームがいいかたちで打たせてくれていたのに、波を消してしまった」と栗原は悔やんだ。