幹に現れたハート形のこぶ。左はハートのポーズをとる高橋寧音さん=富士吉田市下吉田
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山梨県富士吉田市下吉田の小室浅間(おむろせんげん)神社で、参道のサクラの幹にハート形のこぶが出現し、縁起がいいと近所で評判になっている。
宮司の渡辺平一郎さん(62)によると、参拝者が一昨年冬、大人の目の高さに、バレーボールほどのこぶがあることに気づいた。神社はサクラが見頃になった4月中旬、木の横に「縁結び御神木」の看板を立て、しめ縄も取り付けた。
境内には、神社の神木で樹齢約600年と千年の2本のカツラの巨木がある。カツラの葉もハート形で、地元では以前から持ち帰ると御利益がある「縁結びの神様」として知られている。渡辺宮司は「こぶもご縁で参道に現れたのだと思います」。
近所の小学4年生の高橋寧音(ねね)さんは通学時に参道を通る。「おもしろいでしょ。カップルがよくお祈りしていますよ」と話していた。