您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文

研修医「故郷支えたい」 熊本出身26歳、被災地駆ける

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-5-16 9:44:54  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


地震発生直後から益城町平田地区を回った研修医の岡崎幸治さん(右)=4月19日、熊本県益城町、福岡亜純撮影


写真・図版


写真・図版


震度7の地震に2度襲われた熊本県益城町で、物資も医療支援も届かなかった平田地区を、発生直後から支えた研修医がいた。重症者に診察を受けるよう勧め、足りない物資を募ってきた。研修先の山形県に戻ったが、「これからも、できることを一緒に考えていきたい」と話している。


特集:熊本地震 ライフライン情報など


特集:あなたの街の揺れやすさを住所でチェック


熊本地震 災害時の生活情報


「体調、お変わりないですか」。7日昼、益城町の平田地区。熊本市出身の研修医、岡崎幸治さん(26)が体をかがめ、家の軒先で90代の男性に話しかけた。「大丈夫、足がはれているくらい。お風呂にも入れるようになったよ」。男性が応じた。


男性は地震の発生直後、家が倒壊する危険があるからと屋根付きのガレージに畳を敷いて生活していた。今は近くの息子家族のもとに身を寄せる。岡崎さんは「元気そうでよかった」とほっとした表情を見せた。


中学まで熊本市で育った岡崎さんは、東京大学の医学部を卒業。現在は日本海総合病院(山形県酒田市)に勤める。故郷の役に立ちたいと、院長や指導医の許可を得て、本震翌日の4月17日、鹿児島空港からレンタカーで熊本に入った。


2011年の東日本大震災では、医療支援が届かなかった場所があったことが頭に浮かんだ。「同じような場所があるはず。早く見つけて何とかしたい」。避難所を訪ねるうちに、益城町の平田地区に支援が届いていないと聞いた。


18日夜に車で駆けつけ、目に入ったのは、公民館の駐車場や広場などで、多くの高齢者が車中泊をしている姿だった。「エコノミークラス症候群のリスクの塊だ」。しかも、人手も物資も足りていなかった。


国家試験に合格した医師には2年間の臨床研修が義務づけられ、研修医は指導医の下でしか医療行為は認められていない。それでも、翌日から車中泊の高齢者を中心に声をかけた。


心筋梗塞(こうそく)の病歴があり、足にむくみがある男性には医療機関への受診を進言。歩行がおぼつかない女性にはケアマネジャーへの連絡を勧めた。さらに「自分の強みは発信力」と、支援が届いていない状況をフェイスブックで発信し続けた。


そのかいあってか、次第に各地から物資が届くように。寝泊まりや女性の着替えに必要なテントが新潟から送られてきた。知り合いを通じてJMAT(日本医師会災害医療チーム)にも、平田地区に来るように求めた。


結局、実家がある熊本市内から平田地区に通ったり、現地で車中泊をしたりと滞在は初日も含めて11日間。地元の人から信頼されるようになり、「本当のニーズが分かるようになった」と振り返る。


いったん山形県に戻った後、5月7日に平田地区を再訪した。車中泊は大幅に減っていた。「物資は足りても食が偏れば健康によくない。生活の基盤を失われた人も多く、今後が心配だ」と話す。


山形県で研修を再開した岡崎さんは「病院からしか医療を見ていなかった」と自身を振り返る。「患者さんにずっと寄り添う医師になりたい」と前を向く。(岩田智博)




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    《问题餐厅》聚焦女性话题 焦俊

    日本第11届声优大奖结果揭晓 演

    东野圭吾作品《拉普拉斯的魔女

    松岛菜菜子裙装造型 “美到令人

    广告

    广告