相手選手と競り合う矢島(左)=AFP時事
サッカーのトゥーロン国際大会は第4日の21日、1次リーグB組の2試合があり、リオデジャネイロ五輪に出場する23歳以下(U23)日本代表は、U21パラグアイに1―2で競り負けて大会の初戦を落とした。U20ポルトガルは2―0でU23ギニアを下した。
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▽交代 三浦=清(前34分、岩波)三丸=栖(後1分、ファンウェルメスケルケン)オナイウ=千(後12分、富樫)前田=マ(後27分、原川)
▽警告 亀川
好機は日本の方が多かった。野津田は「勝てた試合」、原川も「それほど強い相手とは思わなかった」。それなのに、2014年9月の韓国戦以来となる国際試合の黒星を喫した。
球を保持しているから主導権を握っている、という考えは、日本の選手が陥りがちな間違いだ。
試合後の記者会見で、手倉森監督は語気を強めた。「球を保持できていても、簡単に後ろに下げすぎ。攻撃もコンビネーションで崩しているようで、最後はシュートを打ってない」