東京大学などの研究チームは、今後流行するインフルエンザウイルスのタイプをより正確に予測する方法を開発したと発表した。ワクチンの効果をより高める可能性があるとしている。論文が23日付英科学誌ネイチャーマイクロバイオロジー電子版に掲載された。 インフルエンザウイルスは変化しやすく、A型やB型の中にも複数のタイプがある。季節性のインフルエンザワクチンに使うウイルスのタイプは、世界保健機関(WHO)が動向調査などをもとに予測し、推奨している。予測と実際に流行したウイルスのタイプが異なると、ワクチンはあまり効かなくなる。 東大医科学研究所の河岡義裕教授らのチームは、①さまざまなウイルスを人工的に作り、実験で人に流行しやすい特徴を持つタイプを選ぶ②それと似たウイルスのタイプが自然界に存在していないかを探す、という予測方法を考えた。似た特徴のウイルスが見つかれば、そのウイルスに免疫を持つ人は少ないので、この先に流行する可能性が高いことがわかるという。 2014~15年に流行したA香港型で確かめてみたところ、実際に起きた特徴の変化を予測できたとしている。 WHOのワクチン株選定委員会のメンバーでもある国立感染症研究所の小田切孝人インフルエンザウイルス研究センター長は「実験時間を短縮できれば有効な流行の予測方法になる。WHOでも利用できるか検討している」と話す。(大岩ゆり) |
インフルの流行ウイルス、より正確に予測 東大など開発
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
世界に新たなインフレ周期到来 深刻な結果をもたらすか
中日韓スマートシティオンラインシンポジウムが開催
若者がオンライン有料知識コンテンツにお金を払うのはなぜか?
中国、学生の近視対策に教科書の字の大きさを「9ポイント」以上と規定へ
人気ドラマ「郷村愛情」のブラインドボックスが大ヒット
東日本大震災から10年、駐日中国大使館が中日青年オンライン交流会
第13期全人代第4回会議記者会見を4日にオンラインで開催
青島、世界的なインダストリアルインターネット都市を構築へ
中国の携帯端末によるネット利用者数が9.86億人に
今日は元宵節!伝統の湯圓をユニークなデザインに 山東省青島
山西省初のスマート電力体験館が完成
第14回全国運動会の競技種目ごとのマスコットデザイン公開
中国、2035年めどに「全国123移動交通圏」構築へ
インターネット業界で人気の職種は?
中国語が国連世界観光機関の公用語に
インダストリアルインターネット、今後3年は急成長期に
王毅外交部長「中国はASEAN各国と緊密に調整し、ミャンマー情勢の沈静化を促進」
中印国境衝突の現場映像を中央テレビが初公開
西安咸陽国際空港の拡張工事中に約3500の古墓発見
中国でオンラインお年玉をあげるのが最も好きな都市は?
海南省のパンダ兄弟が「餃子」に舌鼓 ブラインドボックスのプレゼントも!
「中国天眼」のブレインを訪ねて、観測時間の10%を世界に開放へ
健康コードで9億人がスムーズに移動 ネットが防疫を支援
中国のネットユーザー数9.89億人、インターネット普及率70.4%に
銀聯「2020年モバイル決済報告」 85%がQRコード利用










