加藤条治
日本電産サンキョーは13日、スピードスケート男子500メートルの2010年バンクーバー五輪銅メダリストの加藤条治(31)が、スケート部監督に就任することを発表した。加藤は現役も続行し、選手兼任監督で18年の平昌(ピョンチャン)五輪を目指す。15日に記者会見を開く予定。
加藤は山形中央高から、03年に三協精機(現・日本電産サンキョー)に入社。06年のトリノから14年のソチまで、3大会連続で五輪に出場した。ソチは5位でメダルを逃し、1年間休養。15~16年シーズンに実戦復帰した。ワールドカップ(W杯)は通算14勝。
また、新コーチにはトリノ、バンクーバー五輪で男子1千メートルを連覇し、同種目と1500メートルの世界記録保持者のシャニー・デービス(33)=米=を迎える。国内外の合宿を中心に指導する。スケート部を18年間率いた今村俊明監督が退任し、大幅な若返りが図られた。