2020年東京パラリンピックを目指す義肢装具士=2日、東京・築地、遠藤啓生撮影
2020年東京パラリンピックで、陸上選手のサポート役として日本代表チーム入りを目指す義肢装具士3人がいる。
東京都荒川区の義肢装具サポートセンターで、トップ選手が能力を最大限引き出せるよう、日々進化するスポーツ義足と向き合う。
フィリピンの貧困街で、物乞いのために手足を切断された子どもを目の当たりにした大野祐介さん(37・下)。
交通事故で両足のひざ下を失うも、パラリンピアンとして活躍する兄をもつ藤田悠介さん(29・左上)。
健常者と互角にトラックを駆け抜ける義足ランナーに衝撃を受けた竹下直樹さん(23)。
より高く跳び、より速く走るために――。日夜、製作に励んでいる。(遠藤啓生)