日本では新型コロナウイルス感染症がいまだに効果的に抑制されていない。中国や東アジアの多くの国で行われている効果的な濃厚接触者の追跡や全国民を対象とした大規模な検査、外出時の健康コード利用といった措置は、さまざまな原因により、日本では実施が難しいとされている。 ワクチンの飛躍的進展はまだこれからという現在の状況の中、日本では、「新型コロナウイルスとの共存が、社会の新しい常態になる」という共通認識が形成されている。細部までこだわった設計を得意とする日本企業は、この流れに乗って、一連の日本式感染対策の「ハイテク」を打ち出している。 たとえば感染予防のための「非接触ボタン」が搭載されたエレベーターが挙げられる。 感染流行期間中、多くの人は、たとえばエレベーターで行き先の階のボタンを押したり、エレベーターの壁に寄りかかるといったこれまで普通にしていた「接触」に対し、異常なまでに敏感になった。中国の一部の都市の集合住宅などでは、エレベーターに爪楊枝やティッシュを置いて、手で直接ボタンに触れないようにしているところさえあった。 日本の日立ビルシステムが開発した「非接触型エレベーター」は、エレベーターのセンサーに向かって手を上下させるだけで、エレベーターが上からまたは下から移動してきて、自分の行きたい階を告げればそこまで運んでくれる。エレベーターが正確に認識できないのではと心配する人は、対応するアプリを利用してエレベーターを呼び、行き先階を告げることもできる。日常的に利用している人なら、エレベーターが顔認証でその人を識別し、自動的にいつも降りる階まで運んでくれる。 細部までこだわる日本のエレベーター設計者は、ボタンと内部の壁に抗菌の金属素材を使用し、より安心して乗れるようにデザインしている。また停止中には、天井部分に取り付けられた殺菌灯が自動的に稼働して、エレベーダー内を消毒し、内部に設置されている換気装置もエレベーター内の空気を換気し続ける。 このほかに日本の感染対策「ハイテク」で面白いのは、抗菌効果があるとされる「銀イオン携帯電話保護フィルム」だ。 |
日本独自の細部までこだわった感染症対策製品 中国市場進出目指す
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