京都市へ修学旅行中に風呂場の脱衣所で自校の女子生徒の裸を盗撮したとして、京都府警は27日、さいたま市立中学校教諭の志賀健太容疑者(32)=同市緑区松木1丁目=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
中京署によると、志賀容疑者は14日午後7時~同10時ごろ、滞在していた京都市中京区にあるホテルの風呂場の脱衣所で、複数の女子生徒の裸を動画カメラを内蔵した置き時計で撮影し、保存した疑いがある。風呂場に出入りする姿を目撃したホテルの従業員が浴室内でカメラを発見し、通報した。
さいたま市教育委員会によると、志賀容疑者は3年生の学級担任で、修学旅行の引率をしていたという。稲葉康久教育長は「深くおわび申し上げます。今後事実を確認した上で厳正に対処します」との談話を出した。