参院選の結果について、日本自動車工業会の西川(さいかわ)広人会長(日産自動車副会長)は「アベノミクスなど政策への評価と今後の成長戦略への強い期待の表れ。世界経済が不透明な状況にある中、政府・与党にはデフレ脱却と経済再生を確実に実現いただくことを期待する」とのコメントを発表した。
特集:2016参院選
コメントでは、足元の為替市場について「投機的な動きを懸念しており、急激な為替の変動は企業経営に不安定な要素になる」と政府に対応を求めた。環太平洋経済連携協定(TPP)などの促進や自動車関係の税の簡素化・負担軽減への取り組みも要望した。自動車業界として「政府の政策を活用し、国際競争力の強化、国内市場の活性化に取り組む」とした。