米大統領選をめぐる共和党大会で、トランプ氏が、各州の集計で代議員総数の過半数を獲得し、党の指名獲得が確定した瞬間=19日、オハイオ州クリーブランド、佐藤武嗣撮影
米大統領選をめぐり、オハイオ州で開かれている共和党全国大会は19日夜(日本時間20日午前)、実業家のドナルド・トランプ氏(70)を党大統領候補に正式に指名した。来週には民主党全国大会でヒラリー・クリントン前国務長官(68)が正式に同党指名候補となる見通しで、11月の大統領選に向け、両氏の対決が本格化する。
特集:米大統領選2016
党大会には全米50州などから約2470人の代議員ら計約5千人が参加した。獲得代議員数を集計した結果、トランプ氏が指名獲得に必要な1237人を大幅に上回る1725人の代議員を獲得して、党の大統領候補指名を獲得。同党はまた、副大統領候補に元下院議員でインディアナ州知事のマイク・ペンス氏(57)を指名した。
このほかの候補では、クルーズ上院議員(45)が475人、ケーシック・オハイオ州知事(64)が120人、ルビオ上院議員(45)が114人を獲得した。
結果を受け、トランプ氏は「共…