自身が開発に携わったバッグを背負う本郷理華。スケート靴やタブレットも入れられるよう意見を出したという。一般発売は来年2月の予定
フィギュアスケートの本郷理華(19=邦和スポーツランド)がスポーツウェアブランド「DANSKIN(ダンスキン)」とアドバイザリー契約を結び、21日に東京都内で記者会見した。開発に携わったバッグを紹介し、2016~17年シーズンの新プログラムにも言及。「応援してくださる方が増え、頑張らないといけないという自覚が出た」と話した。
フィギュア特集 Kiss and Cry
新プログラムの使用曲は、ショートプログラムが「カルミナ・ブラーナ」、フリーが「アラビアのロレンス」。ショートは多くのメダリストを振り付けているカナダ人のシェイリン・ボーン氏、フリーは所属クラブの先輩・鈴木明子氏が振り付けを担当した。「ショートは思った以上にかっこいい振り付け。フリーは鈴木さんと話して、女性らしい部分を入れた」と言い、「どちらも難しく、曲自体が挑戦になる。表現力をもっと伸ばしたい」。
15~16年シーズンは四大陸選手権3位、世界選手権8位に入り、7月のアイスショーではダブルアクセルを10連続で跳んで観客を驚かせた本郷。今後はグランプリシリーズ第2戦カナダ杯、第5戦中国杯への出場が決まっている。18年平昌五輪のプレシーズンに向け、「小さい頃から五輪で金メダルをとることを追いかけてきた。まずは世界選手権に出場することが目標」と意気込んだ。(渡辺芳枝)