ロシアの国家ぐるみでのドーピング隠蔽(いんぺい)問題で、ロシア五輪委員会のジューコフ会長は27日、リオデジャネイロ五輪に向けて当初編成した選手団387人のうち、250人以上が各国際競技団体に参加を認められたと国営テレビ局に語った。ロイター通信が伝えた。検討中だったレスリングも認められたという。
特集:リオオリンピック
この日までに新たに、卓球と馬術は全選手の出場が認められた。卓球は3人、馬術は5人。バレーボール、ビーチバレーはドーピングの違反歴のある1人を除いた29選手が許可された。焦点だった陸上以外の320選手のうち、違反歴があるか、世界反ドーピング機関(WADA)への照会で過去の陽性反応が判明した選手を除く大部分が、参加する見通しとなった。
一方、陸上では既にロシア67選手の出場禁止が決まっており、ロシアのムトコ・スポーツ相が国際陸連に再考を求めていたが、国際陸連のコー会長は拒否した。
また、国際重量挙げ連盟(IW…