開幕資金前に演奏するロシア軍楽隊
ロシア・アストラハン州カプースチン・ヤールで礼砲が一斉に鳴り響き、ロシア、中国、ベラルーシ、アルメニア、ミャンマー、パキスタンの参加部隊が整然とした英姿で観閲台の前を行進し、戦略演習「コーカサス2020」の正式な開幕を告げた。中国軍網が伝えた。
開幕式ではロシアの国防省や南部軍区の高官、各国の指揮官がスピーチした。合同監督部中国側総監督で西武戦区副司令官の劉小午中将はスピーチで「今回の演習は中露両国首脳の戦略的共通認識の重要な実践であり、中露の新時代の包括的な戦略的協力パートナーシップを深める重要な足がかりであり、地域における各国の軍事協力を推進する重要な措置であり、各国の親善と相互信頼を増進する重要なプラットフォームであり、鮮明な含意と重大な意義を持つ。中国側参加部隊は各国の参加部隊と演習において踏み込んだ交流と協力を行い、国際テロと地域の安全保障上の脅威や新たな試練に共同で対処する能力を共に高め、地域の平和と安定を維持するために積極的な役割を果たしたい」と述べた。
中国側参加部隊は合同監督部、合同戦役指揮所、合成戦闘群、指揮保障隊、後装保障隊、衛生防疫隊からなる。中国側参加部隊は直接の協議や連携を経ず、現地の状況を視察しない中、ロシア軍の装備を使用して演習に参加する。これは中露両軍の協力水準と相互信頼の高さを十分に示すものであるだけでなく、中国側参加部隊が国外で各国合同部隊と軍事行動を遂行する能力の重要な検証と鍛錬にもなる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年9月21日