男子800メートルリレー決勝、第1泳者の萩野公介=西畑志朗撮影
(9日、競泳男子800メートルリレー)
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リオオリンピック
競泳の日程・記録
男子800メートルリレーのメンバー4人が決まったのは今年4月。その直後には話し合いで順番を決めた。それぞれの特性を考え抜いて出したオーダーだった。
第1泳者は200メートル自由形で日本記録を持つ萩野公介(東洋大)。エースを最初に持っていき、リードを稼ぐ狙いがあった。
第2泳者の江原騎士(自衛隊)は、日本の男子競泳代表でもっとも小柄な172センチ、59キロ。周りの選手が進むときに立つ波が、泳ぎに大きく影響してしまう。萩野が先行して引き継ぐことで、それを最小限に抑えようという狙いだった。