水難事故が起こった海岸を捜索する道警や消防、海上保安庁の隊員ら=石狩市浜町、山本裕之撮影
11日午後1時55分ごろ、北海道石狩市浜町の海岸で、「おぼれている人がいる」と119番通報があった。消防署員らが男性2人を救出したが、1人はまもなく死亡し、もう1人も搬送先の病院で死亡した。
道警によると、現場の海岸には10代後半から20代前半の男性4人のものとみられる荷物が残されていた。道警は残る2人も水難事故にあった可能性があるとみている。
石狩市の別の海岸でも、家族で海水浴に来ていた札幌市北区拓北4条1丁目、会社員小沢真人さん(44)がおぼれて死亡した。
茨城県鉾田市滝浜の海岸でも11日午後0時40分ごろ、近くに住む石崎浩さん(77)と孫で小学2年の美帆さん(8)が沖へ流され、サーファーらに救助されたが、搬送先の病院で2人とも死亡が確認された。
鉾田署によると、美帆さんが流され、助けようと海に入った石崎さんも流されたという。2人は親族4人と海に来ていた。砂浜はあるが、海水浴場ではないという。
東京都八王子市でも18歳の男性が川で死亡した。警視庁高尾署などによると、男性は8~9人で川に飛び込んで遊んでいたという。神戸市の須磨海水浴場でも男性が死亡した。