火災があった雑居ビルの跡地の前で手を合わせる中村スイ子さん=8月31日夜、東京都新宿区歌舞伎町 なぜ娘は死んだのか。あの日から15年間、この問いと向き合う人たちがいる。2001年9月、44人が亡くなった新宿・歌舞伎町の雑居ビル火災。放火とみられているが、原因の特定には至っていない。もどかしさを胸に、遺族たちは今もつながり続ける。 植田愛子さん(当時26)と彩子(さいこ)さん(当時22)姉妹は、雑居ビル4階の飲食店で一緒に働いている時、火災に巻き込まれた。2人はビルの窓際で寄り添うように倒れていたという。 母親(64)は姉妹を失った直後、ひたすら千羽鶴を折り続けた。何かしていないとおかしくなりそうだった。自宅の寝室に飾った遺影の姉妹は、顔を寄せ合っておどけた表情をしていた。「寂しくないよう、一緒に亡くなった友達の写真も飾りたい」。遺族を捜し始めた。火災から1年くらいが経っていた。 図書館で新聞を広げ、被害者の名前や出身地を頼りに手紙を出し、電話をかけ続けた。現場が繁華街だったこともあり、「世間に知られたくない」と、連絡さえ嫌がる遺族もいた。 しばらくして、1人の遺族とつながった。栃木県足利市の中村スイ子さん(68)。女優を目指して上京していた長女沙由理さん(当時23)を火災で失った。沙由理さんは姉妹と同じ店でアルバイトをしていたことがわかった。 娘を失った思いを、2人で泣き… |
つながり求め15年、支え合う遺族 歌舞伎町火災
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