リフティングをする本田(右から3人目)ら=3日、勝見壮史撮影
サッカーの日本代表は3日、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選のタイ戦(6日)に向け、試合のあるバンコク市で練習を始めた。夕方に約1時間、体を動かし、戦術の練習はなく、体調を整えるメニューが中心だった。
日本代表 最終予選レポート
最終予選の初戦となった1日の埼玉スタジアムでのアラブ首長国連邦(UAE)戦は、1―2で敗れた日本。翌2日夜にバンコク入りした。3日の練習は、FW本田(ACミラン)、MF香川(ドルトムント)らUAE戦の先発組と、控え組に分かれて行った。
午後7時15分試合開始のタイ戦に合わせて、同5時半から練習。6時を過ぎても、気温30度を越え、湿度は約60%と蒸し暑さが残っていた。本田は「日本よりさらに湿度が高い。試合は厳しくなるだろう」と話した。
左股関節の違和感を訴えて、全体練習に入っていないMF柏木(浦和)は、この日も別メニューで調整した。(バンコク=勝見壮史)