写真1 iPhone7(ジェットブラックモデル)。正面から見ると、過去のiPhoneとあまり差を感じない
写真2 iPhone7 Plus(ブラックモデル)。正面からだと、黒くなっただけで過去のiPhoneと大差ないように見えるが、中身は大きく進化した
写真3 AirPodsは付属ケースに入れて持ち運ぶ。非常に小さなものだが、これが充電器を兼ねている。15分で3時間分、最大24時間の再生が可能
写真4 iPhone7ジェットブラックモデルの背面。つややかに磨き上げた仕上げになっており、表面が非常に美しい。「光る一枚の板」になったようで、特に変化した印象を受けるモデルだ
写真5 iPhone7 Plusブラックモデルの背面。アンテナを分割する樹脂を含め、全体が黒に統一され、「一枚の板」になったように見える
写真6 iPhoneもついに「防水・防塵」に。短時間であれば、水につかっても故障することはまずない。ただし、「水没故障が絶対ない」と保証されているわけでも、「入浴しながら使う」ことが保証されているわけではないのでご注意を
写真7 光学ズームが採用されたiPhone7 Plusでは、ズーム操作が変更に。タップで光学ズーム切り替え、そのまま長押しでデジタルズームになる。デジタルズームは、従来通りの「ピンチ」操作でもOK
写真8 iPhone7 Plusを使って米サンフランシスコ・ユニオンスクエアで撮影。iPhone7系は、6s Plusに比べ精細感が増している
写真9 iPhone7 Plusを使って米サンフランシスコ・ユニオンスクエアで撮影。光学2倍ズームを採用したiPhone7 Plusでは、画質劣化を伴わずに「寄る」ことが可能に 9月16日から発売が始まるiPhone7およびiPhone7 Plusの実機を使った最新リポートをお送りします(写真1、2)。FeliCaやSuicaへの対応が発表されたこともあり、日本国内での予約状況は好調なようです。Suicaについてはまだ試すことができませんが、iPhone7の魅力はそれだけではありません。実は使うと「すごかった」iPhone7シリーズの中身を見ていきましょう。10月下旬発売予定の左右完全独立型ヘッドホン「AirPods」(写真3)も借りることができましたので、こちらもレビューします。(ライター・西田宗千佳) 新iPhoneの細部を写真でチェック ■背中から変わったデザイン、防水は故障被害の「軽減策」 iPhone7は、正面から見たデザインはあまり変わっていません。しかし背面から見たデザインはずいぶん印象が変わりました。iPhone6以降の機種では、アンテナを分割するための樹脂が目立っていました。iPhone7、特にブラックとシルバーのモデルでは、それがかなり目立たなくなっています。樹脂部品の配置を変え、下の縁にかかる場所に移動したためです。ゴールドとローズゴールドは、部品が白なのでちょっと目立つのですが、特にブラックでは溶け込んでしまってほとんどわかりません。 今回は、iPhone7でジェットブラックを、iPhone7 Plusでブラックを使っていますが、どちらも一枚の黒い板に見えます(写真4、5)。カメラは背面から出っ張っており、そこはやはり残念なのですが、iPhone6系のように部品が出ている感じではなく、周囲に盛り上がりを作ったような仕上げになったので、受ける印象は変わっています。 仕上げという点でいえば、ジェットブラックは非常に美しく、魅力的です。つややかで丹念に磨き上げられており、他のスマートフォンにはなかなかない仕上げです。一方で、いかに硬い表面を作っても、長く使うと傷がつく可能性もあり、アップルも経年での傷が気になる人にはケースの併用を勧めています。ジェットブラックは最も安価な32GBモデルが用意されておらず、「プレミアム」という扱いです。 ボタン配置などは、位置もサイズも過去のiPhoneと変わっていません。通常、防塵・防水にするためには、専用の素材で隙間を埋める必要があり、そのため設計が大きく変わりやすいのです。しかしiPhone7シリーズでは、それがありません。これはなかなか大変なことです。短時間であれば、水につかっても故障することはないでしょう(写真6)。もちろん、手を滑らせて水の中にスマホを落とし、故障につながることはままあります。iPhone7の防水は、「お風呂に入れる」「プールで使える」など水の中での利用を勧めるものではありません。また、アップル側は「ぬれた場合には十分に乾燥するまで充電しないで欲しい」「Lightningコネクターを下にし、手のひらの上にのせ、残った水が出るようにやさしく振り、風通しのよい場所で乾燥させること」「熱をあてないこと」などの注意点を補足しています。iPhone7の防水はあくまで故障を防ぐものと考えた方がいいでしょう。 なお、同じく故障を防ぐという意味では、ホームボタンがタッチセンサー式に変わったことも、似た意味合いを持ちます。こちらは押しすぎてボタンが効かなくなるという故障への対策です。タッチセンサーになったとはいえ、巧みに「押した感じ」を振動で再現しているので、使い勝手は従来とほとんど変わりありません。予備知識なく触った人は、ちょっと変わった感触のボタンとしか思わないでしょう。 ■ソフトの力で大幅進化したカメラ、ズームと精細さで光る さて、iPhone7最大の変化点であり、最も注目していただきたいのはカメラの進化です。 見た目にもわかりやすいのはiPhone7 Plusの「デュアルカメラ」です。iPhoneを含むほとんどのスマホは、カメラを裏に一つ、表にもう一つ持っています。ですが、iPhone7 Plusでは、裏のメインカメラが「望遠」と「広角」の二つになりました。デュアルカメラのスマホは今回のiPhoneが初めてというわけではないのですが、いまだ珍しく、かなり意欲的な取り組みであるのは間違いありません。 望遠と広角のカメラを切り替えることで、iPhone7 Plusはズームが強くなりました。薄型のスマホでは採用例の少ない「光学ズーム」を2倍で搭載、そこにデジタルズームをかけることで最大10倍までズームできるようになりました。そのため、ズームの操作も変更になっています(写真7)。 では、どんな写真が撮れるのでしょうか? 写真8と9はほぼ同じ画角での写真ですが、光学2倍のズームになることで、これだけ寄れます。デュアルカメラ構成ではないiPhone6sシリーズとiPhone7はデジタルズームも「5倍」で、デジタルズームであっても、iPhone7 Plusほど寄れません。 iPhone7も、撮影してみ… |
新iPhone実機リポート カメラの飛躍と弱点の克服
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