決起集会であいさつ回りする民進党の蓮舫代表代行=15日午前11時6分、東京・永田町、飯塚晋一撮影
民進党の新代表が15日午後、臨時党大会で選出される。蓮舫代表代行(48)が優位な情勢で、国会議員らによる1回目の投票でポイント全体の過半数を獲得して選出されるかが焦点だ。党大会に先立ち、同日未明には郵送による党員・サポーター票と地方議員票の開票が始まった。
党大会は東京都内であり、3候補は国会議員と公認候補予定者による投票の前に演説をする。蓮舫氏は自らの台湾籍について言及する考えを示している。蓮舫氏の過半数獲得を阻止して決選投票に持ち込んだうえで、玉木雄一郎氏(47)との「2、3位連合」を模索する前原誠司元外相(54)が、国会議員らからの得票で蓮舫氏にどこまで迫れるかが注目される。
前原氏は党大会前の総決起集会で、蓮舫氏の台湾籍騒動を念頭に「リーダーになる人はうそをついてはいけない。すべてを明らかにしなければ、党の顔になった時に立っていられない。覚悟がなければ、代表選に出るべきではない」と批判した。
蓮舫氏は出陣式で「党大会で結…