7月27日、リオ五輪ロシア選手団の壮行会でうつむく陸上女子棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワ選手。左はプーチン大統領=ロイター。同選手は違反歴はないものの、ロシア陸上チームのドーピング問題で五輪に出場できなかった リオデジャネイロのオリンピック、パラリンピックで浮上したロシアのドーピング問題。世界反ドーピング機関(WADA)の調査で「組織的」と認定された隠蔽(いんぺい)の歴史は、旧ソ連の時代にさかのぼる。ロシアの研究者らの証言や非公開の資料からたどった。 特集:ドーピングの深い闇 「我々(ロシア)にはドーピング技術がある。私が開発した。同時に、隠蔽する技術も必要なのに、我々は持っていない」 ロシア国立体育・スポーツ・青年・観光大学のセルゲイ・サルサニヤ教授(79)が断言した。 1960年代末、筋肉増強作用のある「アナボリック・ステロイド」(AS)によるドーピング手法を秘密裏に開発し、旧ソ連・ロシアのトップ選手育成に関わったスポーツ科学者だ。このほど、モスクワ市内の自宅で取材に応じた。 旧ソ連では、種目ごとの代表選手がスポーツ省直轄のトレーニングセンターに集められ、科学者がトレーニング方法から食事、薬の投与まで指導してきた。この過程で、研究者は多くのデータを得てきたという。 五輪でASを対象にしたドーピング検査が本格的に導入されたのは、76年のモントリオール五輪だった。 サルサニヤ氏は、この大会の重… |
ロシアのドーピング隠し、深い闇 旧ソ連時代から脈々と
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