サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会アジア最終予選イラク戦（６日、埼玉スタジアム）、オーストラリア戦（１１日、メルボルン）に向けた合宿に合流した日本代表の本田（イタリア１部・ＡＣミラン）が４日、独自の「サポーター論」を展開した。「日本のスタジアムの雰囲気は優しい。イタリアとは天と地くらいの差がある」と語り、厳しすぎるミランサポーターの現状を嘆いた。

日本代表 最終予選レポート

日本に帰国した４日はランニングで調整し、練習後に報道陣の質問に応じた。２日のリーグ戦で、ホームで１―３とリードを許した状況で、選手交代の際や小さなミスに対してサポーターが強いブーイングを浴びせたことを、試合後に理解できないと発言していた。

「ミランはブーイングがありすぎて俺はダメやと思っている。負けているとミランは完全に見放す。そこに愛情が一切感じられない。愛情がなくて見放すんだったらいいですけど、勝ったらいきなり家族に戻るんですよ」と苦笑い。極端なサポーターの態度が与える悪影響を懸念した。

一方で、日本のサポーターは「…