米紙ニューヨーク・タイムズは12日、米大統領選の共和党候補のトランプ氏(70)から過去に不適切に体を触られたり、無理やりキスをされたりしたという2人の女性の証言を報じた。トランプ陣営はただちに「記事は創作だ」と反論したが、2人とも実名で取材に応じており、残り1カ月を切った選挙戦で新たな火種になるのは必至だ。 米大統領選挙2016 2人の女性のうちジェシカ・リーズさん(74)は約35年前、飛行機でトランプ氏の隣に座った際、胸を触られたり、スカートの中に手を入れられたりしたと語った。「当時、そういう行為を受けるのは女性の側に責任があると教えられてきた」ため航空会社には訴えなかったが、トランプ氏が大統領選に立候補してから周囲に話したという。 もう1人のレイチェル・クルックスさんはニューヨークの「トランプ・タワー」内にある企業で働いていた2005年、ビル内でトランプ氏に会い、いきなりほおや口にキスされたとしている。22歳だったクルックスさんは当時、交際相手の男性に相談したという。 トランプ氏をめぐっては「(美… |
「トランプ氏が無理やりキス」と女性証言 陣営側は否定
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