国際サッカー連盟(FIFA)は11日、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会欧州予選で、ベルギーのFWベンテケが10日に敵地で行われたジブラルタル戦で決めた先制ゴールが、本大会を含めてW杯史上最速の試合開始8秒1だったことを明らかにした。これまでは1993年11月に、サンマリノのグアルティエリが94年米国大会予選のイングランド戦で記録した8秒3が最速だった。
相手キックオフで始まった試合で、ベンテケは前線で相手のパスを奪って駆け上がり、ゴール前でDF1人をかわして左足でシュートを決めた。同選手は「(最速を)狙ったわけではなかった。コーチからは、試合開始後にできるだけ早くプレスをかけろと指示があった」とコメントした。(時事)