四回表DeNA2死一塁、エリアンは右越えに先制の2点本塁打を放つ。投手黒田、捕手石原=上田潤撮影
プロ野球のクライマックスシリーズは14日、マツダスタジアムでセ・リーグの最終ステージ(6回戦制)第3戦があり、レギュラーシーズン3位のDeNAが、同優勝の広島を3―0で破った。DeNAは対戦成績を1勝3敗(優勝チームのアドバンテージ1勝を含む)とした。第4戦は15日13時30分から、マツダスタジアムで行われる。
DeNAは広島先発の黒田を攻略し、四回2死から倉本が中前安打で出塁すると、続くエリアンが右翼本塁打を放って2点を先制した。五回は梶谷の適時打で1点を加点。井納が7回無失点の好投をみせ、継投で逃げ切った。
○井納(D) 7回無失点。「強気で攻めた。奇跡と言われるかもしれないけど、4連勝して日本シリーズに行きたい」
○ラミレス監督(D) 「井納はすばらしい投球だった。(今ステージ初先発の)エリアンも指示通り内角球を引っ張って、本塁打にしてくれた」