トワイライトエクスプレス=2014年8月撮影
JR西日本は29日午前10時~午後3時半、大阪府吹田市目俵町1丁目の車両基地「吹田総合車両所」を一般公開する。昨年3月に定期運行を終えた寝台特急「トワイライトエクスプレス」の車両を初めて展示するほか、運転士体験や列車との綱引きが楽しめる。無料。
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同車両所の一般公開は年1回で、普段は見られない作業の様子を披露したり、珍しい車両を展示したりしている。例年1万人近くが訪れるという。
今年は、大阪―札幌間を走るなどした「トワイライトエクスプレス」の客車と食堂車の7両を初めて展示。ほかにも特急列車や技術試験車を展示する。
運転台でレバーを操作すると目の前の画像が動き、運転士を体験できるコーナーもあり、クレーンで車両をつり上げて移動させる作業が披露される。ミニSLやミニ新幹線にも乗車できる。
駐車場はなく、公共交通機関の利用を呼びかけている。問い合わせは同車両所(06・6381・0101)。(広島敦史)