国家(中衛)新型インターネットエクスチェンジが16日、正式に設置された。これは杭州に続き工業・情報化部(省)が承認した、新たな国家新型インターネットエクスチェンジのテスト事業だ。新華社が伝えた。
新型インターネットエクスチェンジは、ネットワーク資源と相互の通信量を集中的に集め、「ワンポイント接続、全ネットワーク連結」を実現する。ネットワークの性能を効果的に高め、ネットワーク接続・通信量交換コストを下げ、ネットワーク資源の開放と共有を促進する重要なネットワーク間相互接続インフラだ。
工業・情報化部情報通信管理局の隋静副局長は「中衛で新型インターネットエクスチェンジを建設することで、寧夏のネットワークのレベルを高め、データのネットワークと地域を跨ぐ流動を促進し、西部地域のクラウドコンピューティング産業の実力を強化できる。工業・情報化部はまた2年のテスト期間内に、中衛市が重点的に運営モデル、管理メカニズム、監督管理制度などのテスト事業で先を行くよう奨励する」と述べた。
西北の内陸部に位置する中衛市は2013年以降、独特な地理的位置、環境、資源、安全、ネットワークの優位性を利用し、クラウドコンピューティングとビッグデータ産業の発展に取り組んでいる。すでにアマゾン協力データセンター、中国移動、中国聯通、美利雲などの大型・超大型データセンターを建設している。西部クラウド拠点サーバー設備容量は50万台に達している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月18日