ステファニー・エリカ・チャベスさん
夏目漱石の没後100年を機に、日本語を母語としない人から「漱石とわたし」をテーマに日本語エッセーを募集した「漱石国際エッセーコンテスト」(朝日新聞社、岩波書店、国際交流基金、フェリス女学院大学主催)の入賞者が決まった。72点の応募から、松山市在住の高校の英語指導助手、ステファニー・エリカ・チャベスさん(27)=カナダ出身=が最優秀賞に選ばれた。
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ステファニー・エリカ・チャベスさん「漱石とわたし」
チェルシー・バーナードさん「吾輩はストレイ・シープである」
何しょうさん「父と坊っちゃん」
優秀賞は米ニューヨーク在住の翻訳・通訳業、チェルシー・バーナードさん(24)と北京在住の大学院生、何婕(かしょう)さん(24)の2人。
最優秀賞、優秀賞の3人と佳作上位の2人は、12月10日に東京の有楽町朝日ホールである「夏目漱石国際シンポジウム」のプログラムの一つとして開かれる授賞式に、国際交流基金が招待する。(30日付で、最優秀作の要旨や選評を掲載します)