真新しいJR久留米駅(福岡県久留米市)を出ると、屋台のモニュメントが迎える。そこには「とんこつ発祥の地」の文字。「豚骨ラーメンと言えば博多ラーメン」と見られがちだが、久留米の人たちの自負は強いようだ。 毎年10月2日、「久留米・ラーメン会」の加盟11店の店主らが神社で一堂に会し、厳粛に供養祭を執り行う。供養の対象は、豚骨ラーメンには欠かせないブタだ。会は「10(とん)」「2(ツー)」の語呂にかけ、10月2日を「とんこつラーメンの日」と定め、各店の店舗で替え玉や半熟卵をサービスする催しも開いている。 会の相談役、「大砲ラーメン」の香月均史社長(58)は「豚骨ラーメンの発祥の地は、間違いなく久留米です。ぜひ発祥の地で久留米ラーメンを食べてもらいたい」とアピールする。 では、誰が発祥の地を久留米と特定したのか――。そんな疑問も頭をよぎる。認知されたきっかけは、九州ラーメン研究会の代表を務める原達郎さん(73)が1998年に出版した「九州ラーメン物語」だった。原さんは豚骨ラーメンの発祥の地を確かめようと、約2年間、九州各地のラーメンを取材。たどり着いたのが、37(昭和12)年に久留米市で創業したラーメン屋台「南京千両」だった。 原さんによると、南京千両を創業した宮本時男氏(故人)が出身の長崎県のチャンポンと横浜市で当時流行していた中華そばをヒントに「豚骨スープ」を考案したという。ただ、そのスープは透明感を残し、白濁していなかった。 白濁したスープの誕生秘話も思… |
豚骨ラーメン、昔は透明? 来年80年、意外な誕生秘話
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