大ヒットを記録しているアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)が台湾、タイ、香港でも公開され、いずれも週末映画ランキングで初登場1位となった。東宝が16日、発表した。同社国際部によると「異例のヒット」という。
東宝によると、台湾では10月21日に公開され、台湾で公開された日本映画では「リング」の記録を抜いて新たに1位となった。11月10日にタイ、11日に香港でも公開が始まり、週末の興行収入ランキングで「インフェルノ」「ドクター・ストレンジ」などをおさえていずれもトップとなった。すでに世界89の国と地域で配給が決まっており、今後は、イギリス、オーストラリア、中国、マレーシア、フランス、韓国で順次公開される予定という。
日本では、15日までの82日間で動員1429万人、興行収入185億円を記録。興行通信社による歴代ランキングで現在7位(邦画では4位)となっている。(佐藤美鈴)