プロ野球日本ハムの4年ぶりのパ・リーグ優勝と、10年ぶりの日本一を祝うパレードが20日午前、札幌市であった。JR札幌駅前通りの沿道には、選手たちの姿を一目見ようと約13万8千人(主催者発表)のファンらが押し寄せた。
出発式で栗山英樹監督(55)が「選手たちが本当に頑張ってくれた。来年さらに素晴らしい試合をしていく」とあいさつし、パレードは午前10時35分ごろにスタート。札幌駅前からすすきのまでの約1キロの道のりを、大谷翔平選手(22)や中田翔選手(27)らがオープンカーやオープンバスに分乗し、小旗を手に「日本一おめでとう!」「勇気をありがとう!」と声援を送るファンに手を振るなどして応えていた。
大谷選手は「すごく楽しい。(ファンが)これだけ集まってくれてうれしい。優勝してよかった」。西川遥輝選手(24)は「この優勝がどれだけ意味があるのかということを感じている」と語った。