前半に日本最初のトライを挙げた山田=ロイター
ラグビーの日本代表(世界ランク11位)は19日、英西部カーディフのプリンシパリティー・スタジアムでウェールズ代表(同6位)と国際親善試合を行い、30―33(前半13―14)で敗れた。日本は2013年6月に東京であった前回の対戦では初白星をもぎ取ったが、ラグビーの本場、敵地で健闘したがわずかに及ばなかった。
日本は前半、ウェールズに立て続けに2トライを許し、リードされたが、前半終了間際の山田(パナソニック)のトライで1点差まで追いすがり、前半を折り返した。後半、日本は福岡(パナソニック)とロトアヘア(リコー)のトライなどで一時は30―30の同点に持ち込んだ。だが試合終了間際にウェールズにDG(ドロップゴール)を許し、惜しくも敗れた。
日本は欧州遠征を1勝1敗とし、26日にフランス・バンヌでフィジー代表(同10位)と今年最後のテストマッチを行う。(カーディフ=河野正樹)