フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦NHK杯は25日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。日本女子として16季連続のファイナル出場を果たせるか。スケートカナダ3位の宮原知子(関大)とフランス杯3位の樋口新葉(わかば、東京・日本橋女学館高)が出場権確保を目指す。
フィギュア特集 Kiss and Cry
宮原と樋口は優勝ならファイナル出場。2位か3位でも、ロシア杯1位のアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)、フランス杯2位のマリア・ソツコワ(同)を他選手が上回る波乱がなければ出場の可能性がある。
宮原はスケートカナダで規定違反で0点となったステップを修正。ジャンプの回転不足を改善できれば表彰台の高い位置を狙える。「誰が見ても大丈夫なしっかりしたジャンプを練習してきた」。樋口はスピードと連続3回転ジャンプという持ち味を出せれば3位以内は射程内で「ジャンプのミスをなくし、表現も思い切りしたい」と意気込む。
男子は、優勝候補の羽生結弦(…