再開発地区に作られた、リヨンのキャッチフレーズ「ONLY LYON」のオブジェの前でポーズするくまモン=25日午後1時47分、フランス・リヨン
「リヨンの建物も、なかなか立派だモン!」
フランス出張中の熊本県営業部長・くまモンは25日、リヨン観光局の案内でリヨン市内の名所を見学した。石造りの歴史的建造物が並ぶ旧市街から、河岸地域の再開発計画で建てられたモダンなコンフリュアンス博物館へ。どちらの地区でも、出会った多くの人たちから歓迎された。
くまモンの出張をタイムラインで
石畳の路地をはさんで古い建物が並ぶ「リヨン歴史地区」は、1998年に世界遺産に登録された地域だ。くまモンは、数百年前の住宅を転用した五つ星ホテル「クール・デ・ロージュ」に突撃。吹き抜けの回廊を駆け回ってあちこちから顔を出したり、コンシェルジュになりすましたり。街角で出会った学校帰りの子供たちは、黒くて大きなくまモンにびっくり。次々と握手を求めていた。
午後に訪れたコンフリュアンス博物館は、一昨年末にできたばかりの最先端建築。石の町並みとは対照的に、ガラスやステンレスで造られた「クリスタルの雲」と呼ばれる曲線的な外装が特徴的だ。くまモンは副市長らに迎えられ、盛大なハグとピンバッチで熊本をPRした。
くまモン一行は25日夜にパリに移動、26日にはワイン生産者らと交流を深める予定。(戸田拓)