覚醒剤を使用したとして歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)が逮捕された事件で、警視庁は29日、ASKA容疑者の自宅を捜索して通信機器などを押収した。今後、逮捕時に差し押さえた携帯電話とともに通話、通信履歴などを解析し、覚醒剤との接点を本格的に調べる方針。
ASKA容疑者逮捕 覚醒剤使用容疑「事実に反します」
捜査関係者によると、ASKA容疑者は29日の取り調べでは、雑談には応じるものの、事件については「弁護士と会うまでは一切話さない」と供述し、説明を拒んでいるという。
組織犯罪対策5課によると、この日の捜索ではタブレット端末1台と外付けのハードディスク11台、これまでにASKA容疑者に処方された薬を記録した手帳の計13点を押収した。覚醒剤や使用するための道具は見つからなかった。
同課は2014年5月、9カ月…