タクシーを酒気帯び運転して追突し、相手の運転手にけがをさせたとして、岐阜県警岐阜中署は20日、岐阜市薮田中1丁目の個人タクシー運転手、藤井寿生容疑者(63)を道路交通法違反(酒気帯び運転)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕し、発表した。藤井容疑者は「酒は飲んでいない」と話しているという。
署によると、藤井容疑者は19日午後8時半ごろ、酒気を帯びた状態で運転し、同市橋本町1丁目のJR岐阜駅前のタクシー待合所で待機中だった男性運転手(72)の個人タクシーに追突した疑いがある。玉突きでタクシー計3台がからむ事故になり、最初に追突された男性運転手が腰に軽傷を負った。