オフィシャルサポーターを務める俳優の二階堂ふみさん=5日午後、東京・天王洲、仙波理撮影
昨年1月に亡くなった英国のロックアーティスト、デビッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」(朝日新聞社など主催)が5日、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで報道陣に公開された。一般公開は8日から4月9日まで。
ボウイ直筆の歌詞やジャケット写真のデザイン画、衣装など300点以上を展示。ヘッドホンでボウイの楽曲やインタビューを聞きながら、奔放なインスピレーションや豊かな創造性を体感できる。同展のオフィシャルサポーターを務める俳優の二階堂ふみさんも訪れ、「変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けてきた男性の姿が見られる展覧会です」と話していた。
展覧会は2013年、企画した英ロンドンのビクトリア&アルバート博物館で始まった。欧米、南米など9カ国を巡回し、のべ160万人以上を動員してきた。アジアでの開催は日本が初めてだ。
日本展では、映画「戦場のメリークリスマス」で共演した北野武さんと坂本龍一さんが、素顔のボウイや映画について語る独自の映像も流れる。
入館は日時指定の予約制で、当日券は一般2400円、中・高生1200円(いずれも税込み)。「チケットぴあ」で発売中だ。(岡田慶子)