第2セット、スパイクを決めた金蘭会の宮部(右中央)
バレーボールの全日本高校選手権第3日は6日、東京体育館で男女の3回戦と準々決勝があり、ともに4強が出そろった。関東勢の健闘が光った男子は、昨夏の全国高校総体を制した駿台学園(東京)と習志野(千葉)、東亜学園(東京)と高川学園(山口)が7日の準決勝で対戦する。
女子は、全国高校総体覇者で、大会2連覇を狙う下北沢成徳(東京)と昨秋の国体を制した金蘭会(大阪)がいずれも順当に勝ち上がり、7日の準決勝で、下北沢成徳は6年ぶり4強の鹿児島女、金蘭会は全国総体4強の就実(岡山)と対戦する。
昨年準優勝の八王子実践(東京)は、就実に競り負け4強を逃し、5年ぶりの優勝を狙った東九州龍谷(大分)は16強で敗れた。
▽男子3回戦 仙台商2―1大村工(長崎)、東亜学園(東京)2―1清風(大阪)、習志野(千葉)2―0弘前工(青森)、開智(和歌山)2―1慶応(神奈川)、駿台学園(東京)2―0近江(滋賀)、洛南(京都)2―0一関修紅(岩手)、市尼崎(兵庫)2―1北海道科学大、高川学園(山口)2―0東洋(東京)
▽同準々決勝 習志野2―0仙台商、東亜学園2―1開智、駿台学園2―0市尼崎、高川学園2―0洛南
▽女子3回戦 下北沢成徳(東京)2―0高知中央、共栄学園(東京)2―0敬愛学園(千葉)、大和南(神奈川)2―0国学院栃木、金蘭会(大阪)2―0西日本短大付(福岡)、就実(岡山)2―0郡山女大付(福島)、誠英(山口)2―1東九州龍谷(大分)、八王子実践(東京)2―1富士見(静岡)、鹿児島女2―0松山東雲
▽同準々決勝 下北沢成徳2―0大和南、金蘭会2―0共栄学園、就実2―0八王子実践、鹿児島女2―0誠英