火鍋、串料理、肉の串焼き、四川料理など、料理カメラマンの張勇さんはここ約10年の間に、重慶市の有名なレストラン200店舗の料理の「おいしそうな」画像を撮影してきた。毎日、「グルメ」を相手にするため、張さんの仕事を多くの人は羨望の眼差しで見ている。中国新聞網が報じた。
しかし、実際のところ料理カメラマンというのは、多くの人が想像しているほど気楽な仕事ではない。張さんは、「中華飲食文化は非常に奥が深い。料理の撮影は、他の撮影よりも難易度が高い。どんなグルメでも、撮影する前に、たくさんのグルメ関連の書籍を読み、その背後にある文化を知り、その作り方を学ばなければならない。実際のところ、撮影技術というのは、僕たちにとって、基礎の基礎であり、一つの手段に過ぎない。被写体の特徴やセールスポイントはなんなのかなどをよく理解することのほうがより大切だ。そして、その食材を理解しなければ、その本当の気質を再現することはできない。それを目にした人が一目でそれを買おうとする理由を見つけ出し、なぜそれを食べたいのかが分かることを一番願っている」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月16日