児童相談所のワーカーのパソコンの画面に貼り付けられたふせん。やることが多すぎて、書き出しておかないと忘れてしまいかねない ■第4章「連携」(3) 西日本の児童相談所(児相)に、他県の児相から電話が入った。 「心理的虐待の認定をしていた母子3人がそちらに引っ越したようです」 【キーワード】面前DV 連載「児相の現場から」 課長が詳しく聞き取ると、その家庭は父母と子ども2人の4人暮らし。夫婦げんかが激しく、母が包丁を持ち出したこともあったという。児相は面前DV(家庭内暴力)による心理的虐待と認定。父親とも面談したという。最近、学校に連絡したところ、父親以外の母子3人が引っ越していたことがわかり、転居先のこの児相に一報を入れたとのことだった。 課長は虐待対応チームに子どもの安否確認を指示した。転居先の自治体に連絡して子どもたちが通う小学校と保育園を割り出し、それぞれ無事を確認した。 学校や園の担任によると、転校後は欠席もなく、毎日登校、登園しているという。母親が交際している男性と同居しているという情報もあった。 報告を聞いた課長は声をあげた。「男がいるの?」。とりあえず子どもたちの無事は確認できたが、母親の交際相手という新しい家族が増えたこともあり、今後も注意して見ていかなくてはならないケースと判断した。 虐待がある、あるいは虐待が疑われる家族が、児童相談所の管轄エリアを越えて引っ越しをすることは珍しくない。児相どうしで家族に関する情報をきちんと受け渡さなければ、子どもを守ることはできない。 他県から連絡があることもあれ… |
まだ終わりじゃない 転居後の見守り(児相の現場から)
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