昨年11月、広島県内の高速道路で人身事故を起こしたとして、広島県警は30日、バレーボールの全日本男子の中垣内(なかがいち)祐一・次期監督(49)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で書類送検した。捜査関係者が明らかにした。中垣内次期監督は県警に対し、「自分の不注意で被害者の方に大けがをさせてしまい、大変申し訳なく思っている」と説明したという。
県警によると、中垣内次期監督は昨年11月9日午後3時40分ごろ、広島県庄原市内の中国自動車道下り線で乗用車を運転中、工事中のため交通規制が敷かれていた区間にいた警備員の男性をはね、頭の骨が折れるなどの重傷を負わせた疑いがある。男性は現在も入院中という。