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多摩の殺害事件、金銭目的か サバイバルナイフなど押収

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多摩中央署から送検される志村亮介容疑者(画像の一部をモザイク処理しています)=14日午前7時45分、根津弥撮影


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東京都多摩市のマンションで昨年2月、住人の会社員福吉香平さん(当時25)が殺害された事件で、警視庁に殺人容疑などで逮捕された志村亮介容疑者(29)に数百万円の借金があったことが、捜査関係者への取材で分かった。


男性殺害容疑、元宅配会社勤務の男を逮捕 東京・多摩


2人に面識はなく、捜査1課は金銭目的で福吉さん宅に押し入った可能性があるとみている。また調べに対し、「(凶器は)川崎市内の緑地に埋めた」と話し、供述通りサバイバルナイフとサヤが見つかった。サヤの内側から採取された血液が、福吉さんのDNA型と一致したという。


志村容疑者は以前勤めていた宅配会社の帽子をかぶって業者を偽装し、福吉さんのマンションに立ち入っていたが、「インターホンを押して宅配業者を装い、ドアを開けさせていきなり襲った」と供述していることも分かった。



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