三原舞依の女子SPの演技=遠藤啓生撮影
フィギュアスケートの四大陸選手権は16日、2018年平昌五輪のプレ大会として韓国の江陵アイスアリーナで開幕した。女子ショートプログラム(SP)の日本勢は、三原舞依(神戸ポートアイランドク)が66・51点で4位となったのが最高だった。本郷理華(邦和スポーツランド)は59・16点で9位、樋口新葉(わかば、東京・日本橋女学館高)はジャンプの転倒が響いて58・83点で10位。ガブリエル・デールマン(カナダ)が68・25点で首位に立ち、グランプリファイナル4位のケイトリン・オズモンド(カナダ)が68・21点で2位。男子SPは17日にある。
フィギュア特集 Kiss and Cry
ペアSPは、須藤澄玲(すみれ)(神奈川ク)、フランシス・ブードロオデ(カナダ)組が58・14点で15組中、10位。須崎海羽(みう)、木原龍一組(木下ク)は50・48点で12位だった。アイスダンスのショートダンス(SD)は村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下ク)が57・80点で16組中9位、平井絵己(えみ)、マリアン・デラアスンシオン組(大阪ク)が49・35点で12位だった。バンクーバー五輪金メダルのテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー(カナダ)組が79・75点で首位に立った。
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▽女子SP ①ガブリエル・デールマン(カナダ)68・25点②オズモンド(カナダ)68・21③トゥルシンバエワ(カザフスタン)66・87④三原舞依(神戸ポートアイランドク)66・51⑨本郷理華(邦和スポーツランド)59・16⑩樋口新葉(東京・日本橋女学館高)58・83
〈ペアSP10位の須藤〉自己ベストを更新。「今年の中では一番のショート。加点をもらえるようなスロージャンプができたし演技構成点も上げられた」
〈ペアSP12位の須崎〉「いつもの試合と同じように緊張したけど、気持ちよく滑ることができた
〈アイスダンスSD9位の村元〉「ツイズル、リフトでレベルが取れなくてびっくりした。なぜかを知りたい。演技自体には満足している」