東京都の豊洲市場をめぐる用地取得などの問題について、都議会の主な会派は20日、権限の強い調査特別委員会(百条委員会)を設置することで一致した。22日開会の定例都議会で正式に決定する。詳しい調査項目や、証人として誰を呼ぶかなどは今後決める。
豊洲市場については、都議会が昨年10月に特別委員会を設置し、都知事在任中に築地市場からの移転を決めた石原慎太郎氏らを参考人として3月中旬に招致することなどを決めた。しかし、偽証に罰則も適用できる百条委設置を求める声が強く、自民、公明、民進系、共産の4会派が設置することでまとまった。