大ヒット曲「我が良き友よ」で、ムッシュかまやつさんが歌ったのは、げたの音も高らかに闊歩(かっぽ)するバンカラな男性だった。1日に78歳で亡くなった、かまやつさん。多くの後輩ミュージシャンたちは、この歌に耳を澄ませながら、その実、周囲を安心させるような至って温和な本人の姿を思い浮かべたのではなかったか。ムッシュを悼む声が続く。
ムッシュかまやつさん死去 グループサウンズ全盛期築く
■松任谷由実さんのコメント
かまやつひろしさんは、14才のときから知っている、私の恩師であり、大大大、、親友でした。
風のように生きるおしゃれを、いつも教えてくれました。私もいつか風のように消えて、ムッシュのいるところへ行きたい。
■歌手・森山良子さんのコメント
たくさんの良き仲間たちに恵まれ、自分の音楽を大切にギリギリまで活動出来たこと。病室でもギターを弾き唄い、最後まで音楽を肌身離さず、どんな時もムッシュらしい一生だったと思います。
■俳優・ミュージシャンのミッキー・カーチスさんのコメント
高校1年くらいからジャズ学校で一緒だった。本当に仲良しだった! ソロになったり、海外に行ったりで会わない期間もあったけど、また日本に戻って来てからはご飯に行ったりセッションしたり…。最後に会ったのは3年前か? Twitterでもよく絡んでたなぁ。もう一度会いたかった本当に残念だ!