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「関空T1の大規模改修検討」運営会社長・副社長に聞く

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-3-25 10:07:01  点击:  切换到繁體中文

 

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朝日新聞のインタビューに応じる関西エアポートの山谷佳之社長(左)とエマヌエル・ムノント副社長=16日、大阪府泉佐野市、中川竜児撮影


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関西空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長とエマヌエル・ムノント副社長が23日までに朝日新聞のインタビューに応じ、近く関空第1ターミナル(T1)の大規模改修に着手する考えを示した。保安検査の時間を大幅に短くできる最新機器「スマートセキュリティー」をT1に導入する試験も、近く始める方針だ。インタビューの詳細は以下の通り(敬称略)。


――関空・伊丹を1年間運営した。以前とどんな点が変わったか。


山谷 意思決定の過程で民間らしさを出した。第2ターミナル(T2)の保安検査場にスマートセキュリティーと新たな免税店を導入したが、当初の予算にはなかった。10億近いお金がかかるが、即決した。いちいち「検証させろ」と言っていては、あっという間に数カ月経つ。そんな時間はかけない。


昨年3月まで関空・伊丹を運営してきた新関西国際空港会社には、役所的な「予算主義」や「縦割り」といった考え方が残っていたように思う。そうしたものを崩さないと、民間らしさは発揮できない。


ムノント 今後43年間続く長期ビジネスで成功を収めるには、まずは基盤を築くことだ。各部署の若手を集めた組織横断型チームをつくり、様々な課題に取り組んでいる。初年度のテーマは「コストの最適化」や「料金設定」、「空港組織・体制の再考」など。空港管理を変えるとともに、さらなる社内連携を図る。


――T1の開業から、既に22年以上が経っている。


山谷 開業当初の想定はアウトバウンド(日本人)70%、インバウンド(訪日外国人)30%だったが、いまや正反対だ。入国審査時間の長さという弊害が生じており、収益を上げるためには大きな免税店も必要になった。この状況を抜本的に変えようと、去年8月ごろからT1を大規模改修する具体的な検討に入った。


T1にもスマートセキュリティ…




 

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