東京都葛飾区新宿6丁目のJR常磐線亀有―金町駅間の線路上で26日午後10時45分ごろ、代々木上原発我孫子行き下り各駅停車に男性がひかれ、死亡した。警視庁が男性の身元と事故原因を調べている。
交通情報
亀有署やJR東日本東京支社によると、運転士が現場付近で異音に気付き、緊急停車した。当初は車両の故障とみて調べていたが、作業員が車両の付近にある男性の遺体を発見。発生から約2時間後に110番通報した。
この列車の乗客約350人が2時間、車内から出られず、その後、線路を歩いて金町駅に移動した。事故の影響で、常磐線は綾瀬―我孫子駅間で各駅停車の運転を上下線で約5時間見合わせ、約8500人に影響が出た。現場は金町駅から約500メートルの地点で、付近は高架になっている。