修理を終えた青竜(文化庁提供)
文化庁は7日、奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の四神(しじん)壁画「青竜」が描かれた東壁を5月14日~6月11日、村内の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で公開すると発表した。修理後の青竜の公開は初めて。東壁には獣頭人身の「十二支像」の「寅(とら)」も描かれており、一緒に見ることができる。
定員は各日約700人。無料。申し込みは4月16日までに事務局ホームページ(
http://www.kitora-kofun.com
)か往復はがき(当日消印有効)で。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。
また、明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の極彩色壁画、東壁青竜と西壁女子群像(飛鳥美人)などを5月13~19日に村内の仮設修理施設で公開する。無料。定員は各日約400人。申し込みは4月13日までに事務局ホームページ(
http://www.takamatsuzuka-kofun.com
)か往復はがき(当日消印有効)で。問い合わせは事務局(06・6281・3040)。(田中祐也)