昨夏の第98回大会開会式。来夏は56校が参加する
来夏の第100回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)は史上最多の56代表校で開催されることになった。19日、大阪市内で開かれた運営委員会で了承された。26日の日本高野連理事会を経て正式に決まる。
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80、90回記念大会で2代表制となった埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫に加え、来夏は福岡からも2校が出場する。1回戦から8回勝たないと優勝できない7府県に当たる。毎年2校が出場する北海道、東京と同じように、2地区に分けて地方大会を開催する。
大会は来年8月5日に開幕し、17日間(休養日を1日含む)の日程で兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる。組み合わせ抽選会は同2日、大阪市北区のフェスティバルホールである。
■節目の大会における代表校数の変遷
大会 年 代表校数
第1回 1915 10
第10回 1924 19(19)
第20回 1934 22(22)
第30回 1948 23(19)
第40回 1958 47(23)
第45回 1963 48(30)
第50回 1968 48(30)
第55回 1973 48(30)
第60回 1978 49(41)
第80回 1998 55(49)
第90回 2008 55(49)
第100回 2018 56(49)
※カッコ内の数字は前回大会の代表校数
代表校数は、40回記念大会(1958年)で米国統治下の沖縄を含む47都道府県の代表校が出場し、前回大会の23代表から大幅に増加。以降は5大会ごとに沖縄を含む47都道府県から出場していたが、60回記念大会(78年)以降は49代表制(北海道は59年の41回大会から、東京は74年の56回大会から2代表制)となった。80回(98年)、90回(2008年)の記念大会では地方大会で参加校数の多い埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の1府5県が2代表制となり、出場校は55校となった。100回記念大会(18年)では、さらに福岡が2代表制に加わる。