アマゾンは生鮮品を自社施設で管理し、注文に応じて自社の物流網で届ける(同社提供)
通販大手のアマゾンが21日、野菜、魚、肉など生鮮品を最短4時間で届ける「アマゾンフレッシュ」を始める。配達範囲は都内の一部で、今後拡大する。生鮮品の当日宅配は大手スーパー各社が先行しているが、アマゾンは高級食材の品ぞろえや、深夜まで配達する利便性を売りにして攻勢をかける。
デパ地下のお総菜、アマゾンで買えます 地域限定
年会費が税込み3900円の「プライム会員」が対象で、月500円の利用料が追加で必要。送料は1回500円だが、税込み6千円以上買ったときは無料になる。まずは港、千代田、中央、江東、墨田、江戸川の6区で始める。
大手スーパーは月々の利用料がかからず、送料も1回300円台が中心。料金面ではアマゾンより優位だ。一方、品ぞろえはスーパー各社が最大3万~4万点程度なのに対し、アマゾンは以前から扱うキッチン用品など日用品と合わせて10万点以上。百貨店などでしか買えない人気ロールケーキ「堂島ロール」なども扱う。
配達の時間帯が広いのもアマゾ…